飲食店での自営業を行うメリットとは?

店の雰囲気 回顧録

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どうぞ末永くご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます👨🏼‍🍳
では記念すべき第一品目は・・・
飲食店を経営(自営)するメリットとデメリット
についてお話していこうと思います。

飲食店を自営するメリットとデメリット

結論、あくまで❕❕私の個人的感想ですが飲食を自営業として選ぶのは大いにアリだと考えます。
但し・・・三つの要素が不可欠です。
それは・・・

  1. 料理を作るのが好きで、ある程度の調理経験がある
  2. 人に自分の作った料理を食べさせることに喜びを感じる
  3. そして人との関わり合い(接客)が好き

の三点です。
それ以外にも簿記の資格だとか金銭管理ができなければいけない等の技術面の問題もあるといえばありますが、それは後からでも解決できる問題ですし税理士や会計士を雇えば済むことです。
あるに越したことはないですけどね😅

上記三点だけは本人の意思であり、他人に任せることができないからです。

ここで私の経歴をお話ししますが
私は大学を卒業とともに愛知県の某大手外食産業に就職しました。25年前です。
きっかけは大学時代から自炊をしていて友達をアパートに呼んでは自分の作った料理でもてなし、「おいしい!」と言われると嬉しかった事と母親が料理が上手(土井勝料理学校に通っていました)でよく手伝わされた事が源泉です。

その会社は寿司がメイン業態でしたが和食部門や洋食、居酒屋と幅広く展開しており、
私は和食部門に配属されました。
今でいうファミレスですがその当時は今のように冷凍品や既製品が少なく、また、職人さんも多くいて、叱られながらも腕を磨くことができました。
そこから一度退職をして自営を始めたのですが色々あり(これはいつかお話します💦)、また同じ会社に就職し直してエリアマネージャーまで勤めました。
店舗運営や新業態の立ち上げをさせていただき、全国を転々としましたがあまりに自分の時間がなく、社畜生活が続きました(これもいつかお話します)。
モチベーションが保てなくなり、50歳を目前に『店をするなら今しかない!』と考え、
2021年に退社して翌年4月に飲食店をオープンしました。
そして現在に至るわけですが・・・。

長くなりましたが話を戻します。
とにかく料理を相手のために作ることが好きで人とスキンシップが取れるのであれば、
こんなに楽しい職種はないのではないかと思うのです。
今では私は毎日が充実しています。
毎日市場で買い出しをして食材を見ながらその日のおすすめを考えたり、お客様とお話をしながら自分の料理をお出しして喜んでもらえることで自営業を始めて良かったと思います。

ではここからはもっと具体的にメリットとデメリットについて話していきます。

メリット

数えれば多々ありますがきりがないので大きく5つに絞ります。

  1. 自分がトップである!
    これは一番に持ってくる項目ですね!自分より上の人間がいない。命令されることも指示されることもない。𠮟咤されることもない。まさしく自分が社長であるわけです。
    正に一国一城の主です!
    サラリーマンだとトップまで上り詰めるには相当な実力と運、そして同僚や先輩をも蹴落とす非情さが必要です。普通の人が手っ取り早く社長になれる自営業は大きなメリットと言えるでしょう。
  2. 節税ができる
    これも大きなメリットです。サラリーマンは毎月の給与から多くの税金が自動的に徴収されていきますが、仕事に関係した出費は経費として計上できるのでその分は非課税となります。
    やり方次第ではほとんどすべてを経費として賄う事も可能です(脱税はダメよ)。
  3. 好きな時に働き、好きな時に休める
    自営ですので自分が休みたいなあと思えば休めます。
    朝起きてあまりにも天気が良ければ臨時休業にして海でひと泳ぎ!
    雪が降って、行きたくないなあと思えば臨時休業にして布団でゴロゴロ!
    会社と違って勤務時間の縛りがありません!これは最高😁

定年がない
サラリーマンは多少の差はあれ必ず退職日がやってきます。
退職した時点で収入はなくなります。
蓄えがなければ長生きした分だけ苦しい老後を迎えることになりますが、
自営業なら身体が動く限りいつまででも働けますし、収入もあります。
そしてボケにくい(笑)。
年金と合わせればある程度の生活レベルは維持できるのではないでしょうか。

次にデメリットも挙げていこうと思います。
大きくは3つ挙げられます。

デメリット

  1. 収入が不安定である。
    基本的には飲食店は繁忙期と閑散期があります。毎月の売り上げが変動するため、
    収入も比例して変動します。
    ローンを組んでいる場合は支払いが苦しい月も出てくるので注意が必要です。
  2. ローンが組みにくい
    上記1にも関係しますが安定した収入が確保できるサラリーマンの方がローンが組みやすい傾向があります(勤続3~5年以上)。
    年収が高くともいつどうなるかわからない自営業の場合、自分のメインバンクでさえ厳しい場合もありますので、もし、ローンを組みたいのであれば転職前にローンを組んでおいた方がいいでしょう。


  3. 自分で確定申告や税金の管理をしなければいけない
    メリットの3でも触れましたがサラリーマンの場合は自動的に給与から天引きとなりますので何も考えずに手取りだけをもらえばいいのですが自営の場合には収入から税金分をプールしておかないと後から積もり積もった税金に苦しむことになります(私は一度これで大失敗をしました😫)。でも、これで税金に対して勉強することで税に対する知識を身に着けられるので結果的にはメリットになりますね😁

結論

色々列挙しましたし、まだまだ書きたいこともありますが
最初にお話しした通り、私は飲食店経営はやるべきだと考えます!
コロナも終息に向かいつつあり、インバウンド人気も再び高まりつつあります。
この三年間、飲食業界は厳しい逆風にさらされてきましたが、もしかすると今が千載一遇のチャンスかもしれませんよ😚

この記事があなたの役に立てれば幸いです😉

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