飲食店経営で失敗しない方法

皆様、今宵もほろ酔いシェフのお店にようこそ!
本日のメニューは飲食店経営において失敗しない方法をご紹介します。

飲食店といっても様々なジャンルがあります。和食、洋食、中華、カレーなどなど。
この中であなたがどのジャンルで店舗経営するのかはさして重要ではありません。
問題はどのジャンルであれ、毎月の売り上げをコンスタントに出し続けて継続させることが重要なのです。
貴方がお店を作るためにどのくらいの費用を必要としたのか、そしてその資金はどこから捻出したのか?
自己資金ですべて賄い、さらに貯蓄がふんだんにある方ならば趣味の延長でお店が赤字であろうとも構わないかもしれません。
しかし、ほとんどの方が借金をして毎月返済をしなければいけないと思います。私もそうです。
そして材料費や店舗固定費、人件費、もちろん自分(と家族)の生活費も稼がなくてはなりません。
さあ、あなたはこれだけの経費を稼がなくては店は3か月と持たないでしょう。
月にどれだけの売り上げがあればいいのかは家賃や食材原価等によって差はあります。まず貴方が考えなくてはいけないのは・・・
客単価です。
要するにお客様の数で勝負するか商品単価で勝負するのかということです。
ラーメン店で例えるなら一杯800円のラーメンを100杯売るのか1600円のラーメンを50杯売るのかを考えなくてはいけません。
100杯売るなら客数は100人、50杯売るなら客数は50人。どちらがいいということはありませんが100杯売るとなると回転率と人員が必要になります。50杯売るなら回転率や人件費は抑えられますが原価は800円のラーメンよりも良くなければいけません。
どちらが正解ということはありませんが私は店を継続させるのならば後者がいいと考えます。
昨今は原価高騰も問題ですが人件費高騰、しかも人手不足が大きな問題となっています。人員が揃わないとチャンスロスを引き起こし、
折角来店してくれたお客様に迷惑をかけてしまいます。そしてそのお客様は二度と来てくれないでしょう。
理想は小規模経営で個人ないし奥さんと経営するのがベストです。そうすれば人件費は考えなくてもいいのでそれ以外の経費を捻出する事だけを考えればいいということになります。
これはあくまでも個人経営の場合です。
私も2022年4月から和食店を経営していますが一人で経営しているので人件費はかかりません。その分、原価を使ってお客様が喜んでいただける料理を提供しています。客席は15席ですべてを見渡せる席数です。客単価は7000円、月間客数は150人から200人ほどですが
経費をさっぴいても生活ができています。何よりも労務管理や人間関係に悩まなくてもいいですし自分の好きなように店を運営できるのが大きなメリットです。
勿論、デメリットもありますが天秤にかければ高単価商売の方がいいと私は考えます。

いかがでしたでしょうか?
飲食店経営は魅力のある仕事です。一国一城の主ですからね!
でも楽しいことばかりではありません。むしろ大変な事の方が多いでしょう。
それでもやってみたいという方のためにこれからも私の経験談も交えて書いていきたいと思います。

では今回はこの辺で。
有難うございました!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました